今年3月に幼稚園の行事で作ったカレーが原因で園児と職員併せて76人が集団食中毒にかっかってしまい、複数の患者便からウェルシュ菌が検出されました。
ウェルシュ菌は人や動物の腸管内や土壌、下水などに存在。
肉や魚、野菜などの食材にも付着し、体内に大量に取り込まれると、
食中毒を引き起こす場合があります。
カレーは前日に大鍋で作られ、一晩常温のまま保存、食べる直前に再加熱されました。
ウェルシュ菌はカレーや煮物、シチューなど作り置きしやすいものから
発症するケースが多くみられます。
≪ウェルシュ菌食中毒を防ぐには≫
①作ったらすぐに食べる
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保存する場合
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②底の浅い容器で小分けにして冷蔵・冷凍庫へ保存
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再び食べる時
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③よくかき混ぜながらしっかり加熱
これから気温がどんどん高くなってきます。
食中毒を起こさないために、しっかり予防しましょう。